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3月22日レッスンの様子
子どもを教えるのは格別楽しみです。先週できなかったことができてきて、確実に成長しています。「こびとのへや」の2人のS君たちも、半年前には音つみきなどの楽器をめちゃくちゃ叩いていたのが、この頃は「演奏」と呼べるようになってきました。
ピアノのへやの子どもたちは、得に発表会の曲になると小さな山にぶつかります。でも少しずつ山をクリアしていくと、素晴らしい音楽の世界が広がっています。子どもたちもそれを知っていて、がんばっています。小さな山を越えていくことも喜びであって欲しいと思って見守っています。
そして、ピアノを弾けることがこの世に生まれてきた喜びであって欲しいと思っています。
3月18日19日レッスンの様子
今年は去年より1カ月発表会が早いので、春休み前にはみんなの曲を決めたいところ。大きな生徒さんにはもう前から渡してあって、4月中には最後まで暗譜、と言ってあります。みんなの気合いもなかなか。先日も書いたように、子どもたちの力を信じて取り組みます。
器用不器用はあるけれど、誰でも音楽の心は持っているはず。形になるのに時間のかかる子も、あるところまで練習すれば素晴らしい調べを聴かせてくれるでしょう。ひとりひとりの持っている宝石がキラリと輝く瞬間が大好きです♡
3月17日レッスンの様子
春はお別れと、そして出逢いの季節。きのうは新1年生のHちゃんが体験に来てくれて、早速入会されました。期待に目を輝かせておられて、こちらも楽しみです。
そして今日は、来週お引越しされる現1年生のKちゃんのレッスンでした。去年の5月から来られていて、お母様曰く、私と出逢ってピアノが大好きになったそうです♡ 小柄で、とても可愛らしいお嬢さんで、こちらが誉めると素直に「うん」と言ってくれるところが大好きでした。私はもうすぐお別れなのが淋しいのだけれど、Kちゃんの心はもうすでに、お引越し先のことでいっぱいでした。お引越ししたら自分のお部屋がもらえること、ピアノの先生ももうママが探してくれていること、バレエも習うかもしれないこと、などを嬉しそうに話してくれました。可愛いドレスの女の子の絵が載っている「おしゃれなおじょうさん」という曲が弾きたいというのでレッスンしたら、嬉しそうに何度も弾こうとして、部屋の中で興奮して走り回って、大はしゃぎでした。
Kちゃんを見ていて、子どもって常に前を見ているんだなぁと実感しました。過去なんか振り返らないんですね。ぜひ見習いたいと思いました^^
3月16日レッスンの様子
今日もひとりひとり個性豊かな生徒さんたちに楽しませていただきました。器用で、一度聴いたメロディをすぐ弾けてしまうお子さん、不器用でなかなか音楽として掴みにくいお子さん、本当にひとりひとり、全く違います。同じ年頃だからといって同じようにできるとは限りません。そしてそれぞれの生徒さんが私の先生です。不器用なお子さんはやっと弾けるようになった時ほど嬉しそうに弾かれます。1音1音に心がこもっていたりするのです。他の人と比べるのではなく、その子自身の以前と比べてその進歩を喜びたいと思っています。
3月14日15日レッスンの様子~楽器について
私はいろんな楽器が好きで、集めるともなく集めています。そのうちの一つにヨーロッパの古楽器、プサルテリーというのがあります。台形の箱の表に弦が張ってあり、鳥の羽やツメで弾いて音を出します。先日は東京で中世音楽のライブに出させていただきました。
楽器とはもともと、こういうシンプルで素朴なものだったのです。
それが次第に複雑になっていき、ある時誰かが鍵盤というものを思いつき、これに鍵盤をつけたのがチェンバロ。これと同じような楽器で木の棒で叩くダルシマーという楽器があります。それに鍵盤がついたのがピアノの原型です。
こんなことをレッスンで子どもたちに話しています。要はピアノを弾く時、鍵盤だけではなく、鍵盤に連動して中のハンマーが下から弦を打ち、それが響いて音が出ていることを知って弾いて欲しいのです。「弦の気持ちになって」と言ったりしています。だからうちのピアノは譜面台を外して中のアクションが見えるようにしているのです。
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