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2017年12月のお便りから

2017-11-21

【イメージを持ってから弾くこと】

最近、高学年の生徒さんたちに「絵を描くように」という話をしています。
絵を描く時、まっ白い紙にいきなり描きなぐる、なんてことは赤ちゃん以外はしませんね。まず何をどこにどんな色でどんな風に描こうか考えて描き始めます。

音楽は空間に音で絵を描くようなもの。いきなり何も考えずに音を出すのではなく、どんな音色でどんな速さでどんなイメージで音を出すか考えてから弾くことが大切、とお話しています。この視点で弾くと、確実にみんな弾き方が変わります。

まず、イメージを持って音を出す。これだけで確実に演奏が変わり、表現力がついてきます。
ぜひ取り組んでみてください^ ^

さて、今年もあと1か月になりました。
恒例のクリスマス会で締めくくりたいと思います。今年はいつものレッスン室で行うため、2部に分けることにしました。よろしくお願いします。


2017年11月のお便りから

2017-11-21

【楽譜用めがね】

 このごろ、子どもたちに「楽譜用メガネ」のお話をしています。レッスンでしていることの1つは、この「楽譜用メガネ」を一緒に作っているのです。目には見えないこのメガネは、1度作ってしまったら一生使えるというスグレモノです。
 楽譜には音とリズムの他にもたくさんのことが書かれています。作曲家は頭の中に浮かんでいる音楽を紙に書き表すのですから、大変なことだと思います。強弱、音の表情、といったことのみならず、全体を見てどこに同じところがあるか、とすればどんな風に弾いたらよいか、フレーズはどこまでか、右と左の関係はどうなっているか、和音の進行はどうか、前の音とどこが同じでどこが違うか、などなど。楽譜から読み取れることは実に様々です。それらを全部自分で読み取り、なおかつ自分のセンスで音楽を再現していくのです。
 この「楽譜用メガネ」をうちに通って来てくれている間にある程度完成させ、自分で楽譜を見て弾けるようになって欲しいのです。ただ音やリズムだけならコンピューターの方が得意でしょう。けれどその背後にある音楽そのものの心を読み取ることは人間にしかできません。毎日楽譜を見ていても、まだ気付かないことが隠れていたりするものです。
 みんな特注の「楽譜用メガネ」をしっかり作っていきましょうね^^

【クリスマス会のお知らせ】

 先月もお知らせしましたが、来る12月23日(土祝)に「ピアノのへや」にてクリスマス会を開きます。今、子どもたちにソロか連弾か合奏かを選んでもらっていますが、どうしても参加できない方がおられましたら至急ご連絡ください。特に合奏を選ばれた場合、他のお子さんのご迷惑になりますので、よろしくお願いします。

 先日、ハンガリーとチェコの旅に行ってきました。クラッシック音楽の故郷を訪ねる旅でした。ハンガリーではこびとのへやで歌っているハンガリーの子どもの歌やリストやバルトーク、コダーイといった作曲家の足跡を辿り、チェコでは「モルダウ川」にかかる橋の上で「モルダウ」の歌を歌い、その作曲者スメタナやドボルザークのお墓にもお参りしました。そして毎晩のようにコンサートや歌や踊りのショ―を体験してきました。小学校2年生の音楽の本に載っている「花のポルカ」もチェコの民謡です。クリスマス会でもこの曲を合奏してみたいと思います^^


2017年10月のお便りから

2017-11-21

「ハンマー・ダルシマー」という楽器をご存じ
ですか?箱型の共鳴体に張られた多数の金属製の弦を
ばちで打って演奏する楽器です。
 ピアノは鍵盤を下げると中でハンマーが上がって
下から弦を打って音を出すのでしたね。そう、つまり
ハンマー・ダルシマーはピアノのご先祖楽器、
というわけなのです。これに鍵盤を組み合わせたのが
ピアノです。17世紀の終わりに、イタリアの
クリストフォリという人が発明したのです。
 いつも子どもたちにピアノの中を見せて「ハンマーが
弦を気持ちよく響かせるように打ってね」、と言って
います。
 友人にこのダルシマーを演奏する方がいます。
和歌山でピアノを教えておられる木下加寿子先生です。今年のクリスマス会には木下先生がダルシマーを持って来てくださることになりました! 
 というわけで今年のクリスマス会は例年どおり12月23日(土)を予定しています。
場所はまだ未定ですが、今年は低学年(2年生まで)と高学年(3年生以上)に分けていつものレッスン室で行おうかと考えています。ちょっと狭いのですが、おやつタイムは2階のリビングに上がっていただこうかと思っています。あとは室内でできるトランプやボードゲームをしてお互いに仲良くなれたらと思っています。

ピアノのへやのクリスマス会は「音楽のプレゼント交換」をします。ピアノのソロ、連弾、合奏のどれかに出ていただき、お互いに演奏をプレゼントしましょう。どうぞご予定ください。

 なお、クリスマス会は「ピアノのへや」の生徒さんが対象です。「こびとのへや」の生徒さんは
ピアノを弾くようになってからご参加ください。 
 子どもたちの思い出に残る時間になれば幸いです。


2017年7月のお便りから

2017-06-18

 

南アフリカに1年に1度だけ、広大な花畑が

現れる土地があるそうです。それはそれは見事な大自然が作る花畑で、「神々の花園」と呼ばれているそうです。 その幻の花畑に魅せられて写真を撮り続けている写真家、澤野新一朗さんがこんな詩を書いておられます。

 

花たちは

だれかにみてもらおうなんて

肩をはらない

花たちは

だれよりも美しく咲こうなんて

争わない

花たちは

お天道さまに向かって

静かに微笑んでいる

 

山田詩乃著

『南アフリカ 神様の花園へ ~魂のふるさとを訪ねる旅~』より

発表会に出る子どもたちも、それぞれ特別な

個性を持った花たちです。だれかにほめてもらおうとか、だれかより上手に弾こうとか思わずに、ただただ舞台の上で音楽の神さまに身を

ゆだね、音楽を楽しんでくれたらと願います。

 

毎年、舞台の上には本番の魔法がかかります。

今年もどんな奇跡が起こるか、楽しみです。


2017年発表会のお知らせ

2017-06-18

今年の発表会は7月2日(日)です。いよいよ2週間前になりました。

発表会は日頃の練習の成果をお客様に聴いていただく年に1度の舞台です。

今年から入会されたお友だちも何人か、発表会デビューされます。

みんな一生けんめい練習中です。

あと一息、お家の方の応援をよろしくお願いします。

まだ出られない「こびとのへや」のお子さんもどうぞ聴きにいらしてください。そしていつか

発表会に出てくださいね^^

 

今年のゲストは「池田ジュニア合唱団」の皆さんです。小学生から中学生の子どもたち30人が私たちの発表会に素敵な歌声を届けに来てくれます。「こころを歌声にのせてとどけよう」

「からだいっぱいに歌う楽しさを表現しよう」をモットーに池田市で活動されています。

指導されているのは、しぶやかよこ先生。私の友人でもあり、私は以前ピアノ伴奏を勤めさせていただいていました。

同年代の子どもたちが生き生きと歌う様子はきっとピアノの生徒さんたちにもいい刺激になるでしょう。音楽の基本はやはり「うた」です。どうぞお楽しみに。


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