3月14日15日レッスンの様子~楽器について
2016-03-15
私はいろんな楽器が好きで、集めるともなく集めています。そのうちの一つにヨーロッパの古楽器、プサルテリーというのがあります。台形の箱の表に弦が張ってあり、鳥の羽やツメで弾いて音を出します。先日は東京で中世音楽のライブに出させていただきました。
楽器とはもともと、こういうシンプルで素朴なものだったのです。
それが次第に複雑になっていき、ある時誰かが鍵盤というものを思いつき、これに鍵盤をつけたのがチェンバロ。これと同じような楽器で木の棒で叩くダルシマーという楽器があります。それに鍵盤がついたのがピアノの原型です。
こんなことをレッスンで子どもたちに話しています。要はピアノを弾く時、鍵盤だけではなく、鍵盤に連動して中のハンマーが下から弦を打ち、それが響いて音が出ていることを知って弾いて欲しいのです。「弦の気持ちになって」と言ったりしています。だからうちのピアノは譜面台を外して中のアクションが見えるようにしているのです。
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