ピアノのへや・こびとのへや

いつも心に音楽を|大阪府豊中市

ピアノ を弾くのは生きる喜びを奏でること

約2分

12321212_820177931420792_1502405099900788354_n12931225_820177904754128_5727806330272371176_n12524217_820177898087462_3049115546971605511_n  以前学んでいたシュタイナーの本に「ピアノは物質的な楽器である」という記述があった。他の楽器は精神的な世界からイメージを取って生まれたがピアノは例外だと。ピアノを弾く身には反発を覚えたものだ。
けれど最近、実感することがある。ピアノは物質的な楽器だ、だからこそ今、生きて肉体のあるうちに弾きたい、と。あの世に行くのは怖くはないが、肉体が無くなればピアノが弾けないということに、ある日ふと気づいた。そうしたらたまらなくピアノが弾きたくなった。
他の楽器、ライアとかヴィオラとかプサルテリーなら天国でも弾けそうな気がする。歌も歌えそうな気がする。でもピアノだけは現世でしか弾けないのだ。そう考えたら、ピアノを弾くのは生きる喜びを奏でること、と思えた。花や鳥や虫たちのように。

ピアノ を弾くのは生きる喜びを奏でること
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