きららの森のりんごろうそく
2012-12-09
今日はきららのりんごろうそくの日でした。日がどんどん短くなって冬至に向かうこの時期にこの催しを始めてかれこれ10年になります。今やきららに関わる人は、このりんごろうそくを体験しないとクリスマスを迎えられなくなっているほど、なくてはならない行事です。とりわけ音楽クラスの子どもたちはミニ発表会をお客さまに観ていただく日でもあるので、大切な日です。
子どもたちは午前中にキャンプ場の庭で、めいめい自分の蜜蝋ろうそくを作り、磨いたりんごの芯を少しくりぬいて「りんごろうそく」を作りました。お母さんたちは暗幕を張って暗くした部屋に針葉樹をうずまき状に並べ、真ん中に天使の羽のろうそくとクリスマスのお人形を飾ったテーブルを用意してくれました。さて、準備が整うと子どもたちはうす暗い部屋に自分のりんごろうそくを持って入って行きます。お話を聞いてから、ひとりずつ自分のりんごろうそくを持って、うずまきの道を歩いて真ん中のテーブルに置かれている天使の羽のろうそくから火をもらい、地面に置かれた星型の台紙の上に並べていきます。全部の火が灯ったところはとても幻想的!写真ではお伝えしきれません!そしてその雰囲気の中で、子どもたちは日頃の音楽クラスの発表をするのです。
今年もお母さんたちの手作りの持ち寄り料理の美味しかったこと!準備の整った真っ暗な部屋で子どもたちがめいめい自分たちが作ったりんごろうそくを持って入ってくるのを待つ間、胸がいっぱいになって涙が出そうになりました。
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