ピアノ先生ブログ
オーダーメイドの楽譜
発表会などで、生徒さんが弾きたい曲の適当な楽譜が見つからない場合、私がアレンジすることがよくあります。そのお子さんの顔を思い浮かべて、無理なく楽しんで弾けるように考えて楽譜を書いていきます。オーダーメイドの楽譜です。弾きたい曲が弾けて、ますますピアノが楽しいって思ってもらえたらいいな♡
弦楽アンサンブルに出演します
所属している弦楽アンサンブルの年に一度の定演が近づいてきました。ピアノを専攻していた学生時代、オーケストラの授業ではヴィオラを弾いていました。ヴィオラというのはヴァイオリンよりもひとまわり大きく、5度低い音域の弦楽器です。ハーモニーの中声部を受け持ち、ヴァイオリンに較べて地味なのですが、なくてはならない大切な存在です。輝かしいゴールドではなく、いぶし金のようなイメージです。
私はこの楽器が大好きで、卒業後はなかなか弾く機会がなかったのですが、2年前に平日の午前中に練習している団を知り、入団しました。
こんどの定演ではおなじみのモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」をはじめ、弦楽アンサンブルの名曲をお届けします。
ヴィオラをやっているとハーモニ―の内声を聴く習慣ができ、より音楽の真髄に迫れる気がしています。
どなたでもどうぞ、お越しください^^
2016年4月17日(日)14時から ピッコロシアター小ホール(尼崎)入場無料
4月4日・5日レッスンの様子
あぁ、本当に、子どもの成長って素晴らしい。
入学式を控え、一人でレッスンに来たY君。
新しいピアノを買ってもらい、ますます練習に精が出る4年生のHちゃん。
プレピアノクラスから個人レッスンに移った3人の子どもたちの熱心さ。
他の子どもたちも春休みにもかかわらず、発表会に向けていつも以上に熱心に取り組んでいる。
発表会まであと2か月。子どもたちの伸びしろがたまらなく眩しい^^
新年度のレッスンが始まりました!
4月1日、早速2016年度のレッスンが始まりました。
学年が1つ上がったせいでしょうか、心なしか子どもたちの顔が引き締まって見えます。
こちらの気のせいでしょうか。何だか初々しい季節です。
新しくピアノのレッスンを始める子どもたちも何人かいます。
こびとのへやの「プレピアノクラス」から進級されたお子さん、
他の教室から移ってこられたお子さん、全く初めてのお子さん。
どの子どもたちもキラリと光る宝物のような才能を秘めた、大事な大事な生徒さんたちです。
子どもたちの希望と期待を受けて、こちらも気持ちを新たにレッスンに臨みます。
(なんか回りくどいなぁ)・・・要はどのお子さんとレッスンしていても楽しいんです^^
今年度もよろしくお願いします。
ピアノ を弾くのは生きる喜びを奏でること💖
以前学んでいたシュタイナーの本に「ピアノは物質的な楽器である」という記述があった。他の楽器は精神的な世界からイメージを取って生まれたがピアノは例外だと。ピアノを弾く身には反発を覚えたものだ。
けれど最近、実感することがある。ピアノは物質的な楽器だ、だからこそ今、生きて肉体のあるうちに弾きたい、と。あの世に行くのは怖くはないが、肉体が無くなればピアノが弾けないということに、ある日ふと気づいた。そうしたらたまらなくピアノが弾きたくなった。
他の楽器、ライアとかヴィオラとかプサルテリーなら天国でも弾けそうな気がする。歌も歌えそうな気がする。でもピアノだけは現世でしか弾けないのだ。そう考えたら、ピアノを弾くのは生きる喜びを奏でること、と思えた。花や鳥や虫たちのように。