ピアノ先生ブログ
赤ちゃんのように
赤ちゃんってすごいなぁと思います。
両手両足を広げて世界の全てを受け入れている赤ちゃん。全てが素晴らしいのですが、特に
歩き始めの赤ちゃんって素晴らしいですよね。
彼らは一瞬たりとも
「失敗したらどうしよう?」とか
「ぼくは歩けないんじゃないか」とか
考えていません。自分がいつか歩けるようになることを信じきっています。そして何度こけてもこけても笑顔で立ち上がり、またチャレンジするのです。
大人はもちろん、既に赤ちゃんではない子どもたちもこんなことはすっかり忘れています。
そしてちょっとできないとイライラしたり不安になったり。そんな時は歩く練習をしている
赤ちゃんのことを思い出してみましょう。
そして「わたしはいつか必ず弾けるんだ」と
信じて練習しましょう。こけても笑顔で^^
ブータンの子どもたちから学ぶ
山元加津子さん(通称かっこちゃん)という、元養護学校の先生の記事より。
心に響いたのでシェアします。
ブータンの学校に行ったときに、女の子や男の子に「いじ
プレゼント選び
「ピアノのへや」の生徒さんには
『ピアノのあゆみ』という表を作り、
毎回のレッスンの度に練習した日の数と曲が合格になった数のシールを貼っています。
シールが100枚貯まると『100枚目のプレゼント』といってひとりひとりの好みに合わせた
ちょっとしたプレゼントをお渡ししています。
その「プレゼント選び」が楽しいんです^^
ひとりひとりの顔を思い浮かべながら、これがいいかな、あれがいいかな、とその子の喜ぶ顔を
思い浮かべて予算内でプレゼントを選んでいきます。けっこう長い時間悩む時もあります。
このプレゼント選び、実は曲選びにも繋がっている、と最近気づきました。
ひとりひとりの顔を思い浮かべながらプレゼントを選ぶ作業が、その子の個性に合った曲を選ぶ時に役に立っているのです。
今年もひとりひとりのいい思い出になる
発表会にしたいと思っています。
どうぞよろしくお願いします。
ピアノレッスンあるある(その1)
最近の「あるある」をご紹介します。
ある日のAちゃん。ピアノの前に座って楽譜を
広げ、おもむろに楽譜を眺めます。
横に座った私も一緒に楽譜を見ています。
と、私は何も言っていないのにAちゃんは
「あっ!」と小さく叫びます。
・・・自分で見まちがいに気づく瞬間です。
本当に私は何も言っていないのに、レッスン室に来て私と一緒に楽譜を見ただけで、
生徒さんが自分で間違いに気づく、ということが多々あるんです!
おかしな現象ですね!?
大人の私たちもそうですが、子どもたちも、
見ているようで実は思い込みで見ていることも
あるようです。
初めて楽譜を見るときは、隅々までよぉく見る
習慣をつけましょう。そしておかしな音を弾いたら「あれ?」と気づいて楽譜を見直せるといいですね。
2016年クリスマス会
今年も、恒例のクリスマス会で締めくくりました。
今年は夏の発表会に出なかった生徒さんだけではなく、「弾きたい!」と自分からエントリーしてくれた生徒さんがピアノ演奏を発表しました。自分から弾きたいと言った生徒さんならではの熱演ばかりでした^^
その他の生徒さんはアンサンブル体験。
低学年の生徒さんは「ふしぎなポケット」をピアノ、鍵盤ハーモニカで合奏。カスタネットでビスケットの数をたたいてくれた「こびとのへや」の幼児さんたちが微笑ましかったです^^
高学年と中学生は「パッヘルベルのカノン」のリレー連弾にチャレンジ。バトンタッチが難しかったけれど、当日の朝だけの練習でよくやりました^^でも私のダメ出しで、2回演奏してもらいましたね。
その後は、弦楽アンサンブルのお友だちに来ていただき、私は趣味のヴィオラで弦楽カルテッドを聴いていただきました。そして最後はクリスマスメドレーをピアノトリオで聴いていただきました。トナカイのカチューシャがちょっと恥ずかしかったです^^
今年もお母さんたちの手作りのお菓子をいただいてほっこりした後、カンタンなゲーム。ちょっとハプニングがあって最後はバタバタとお開きになりましたが、みんなで「おめでとうクリスマス」だけは歌いました。
今年も、ご縁のあった生徒さんや保護者の皆さんからたくさん学ばせていただきました。
ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。
良いお年をお迎えください。
さいとう りみ