ピアノ先生ブログ
子守歌
先日あるお母様から「子守歌を教えて欲しい」と言われました。私の母は歌が好きで、私はもの心つく前からずっと、母の背中でいろんな子守歌を聞いて育ちました。今こうして音楽と関わっているのもこの原点があったからかもしれません。
最近のお母さんたちはあまり子守歌をご存じないのかな、とふと思いました。赤ちゃんや幼い子どもにとってお母さんや愛する人の肉声で歌われる歌はどんな優れた歌手のCDの歌よりも心地良いものです。その歌を聞きながら子どもたちは安心して育っていけるのです。
毎日の子育ての中で、ゆっくり子守歌を歌って寝かしてあげる余裕は、なかなかないかもしれません。私も経験者なのでよくわかります。でも
子育ての忙しさの中で、ほんのひとときそんな時間があったら素敵だと思いませんか?
年が明けたら一度、子守歌の会を企画したいと思います。こびとのへやで歌っている歌もぜひ、おうちで子どもさんと歌ってみてください。
魔法の質問
最近読んだ本で「子どもが”やる気”になる質問」というのがあります。マツダミヒロさんという自称「質問家」さんの本で、子どもを叱る前によく考えられた「質問」をすると子どもとの関係が全く変わる、という内容です。
具体的な例が挙げてあって、例えば「今日楽しかったことは何があった?」・・「何か」ではなく「何が」と聞くことで、楽しいことを探すクセがついてくるそうです。また、「なんのために勉強するの?」といった問いかけは、主体的に勉強する意味、価値をみつける練習になるのだそうです。
今、レッスンではこれらの質問をヒントに、子どもたちが主体的にピアノと関わっていけるような問いかけをしています。レッスンに来て先生に「何か教えてもらう」という人任せな気持ちでなく、「今日はここを上手くなって帰ろう」みたいな主体的な生徒さんに育つといいな。だから「このレッスンが終わったらどうなっていたい?」というような質問をすることもあります。「カウンセリングレッスン」という方法にも通じるやり方です。この話はまたおいおい書いていこうと思います。
せっかく習いに来てくれる子どもたちと少しでもいい時間を過ごしたいと模索する日々です。
今日のこびとのへや~みのむしブランコ~
今日は月曜日のAクラス。このクラスは年長の女の子3人と年中の女の子2人の5人で、 いつもとっても集中して参加し、一生けんめいに取り組んでくれるクラスです。
11月のお歌は「落ち葉」「赤い鳥ことり」、「かんこかんこか~ん」や「おおさむこさむ」、 「チンチロリン」「しゃしゃぶ」「おせどの柿の実」などなど。狭い部屋ながら歌に合わせて 動き回ったり、お手玉やクーゲルを回したり。
最後に先週からやっている「みのむしブランコ」。お母さんたちに手伝っていただいて、 ひとりずつ毛布に寝転んでブランコ遊び。
♪み~の~む~し~み~のむし~、と歌いながら揺らします。とっても気持ちよさそう。 子どもたちは歌を覚えて歌ってくれていました。
さて、お歌も覚えたことだからと、最後に1列に並んでもらってお母さんたちのほうを向いて 歌ってもらうことにしました。
すると、今までブランコに合わせて大きな声で歌っていた子どもたちの 声が、とっても小さくたよりない声に変わりました。
やっぱり子どもたちって、動きながらの方がよく歌えるんだと再確認した1コマでした^^
長女の旅立ち
長女の愛子が、やっと正式にカタール航空のCAになることになり、渡航日が今月の30日に正式決定しました。
今日はいろいろと買い出しに。
カタールで電子ピアノを買って弾きたい、というので楽譜をプレゼント。
リストの「ラ・カンパナラ」や、ベートーヴェンの「月光」第3楽章が弾きたいそうです。
いつのまにかピアノが愛子の友達になっていたなんて嬉しい
料理の本も買ってきました。
あとわずかしか一緒に暮らせないと思うと、うんと親バカになってしまいます
北条小学校の学習発表会
レッスン室とは違う子どもたちの顔が見たくって、行事がある時は
なるべく行くようにしています。なかなか他の地域まで足を延ばせませんが
地元の北条小学校の行事は毎年見に行っています。
さて、今日は北条小学校の学習発表会に行ってきました。
2年生と4年生は劇。年々上手になっていっている気がします。
2年生の物怖じしないはきはきとした演技は、とてもかわいらしかったし、
4年生のは演出も衣装も凝っていて凄いと思いました。
そして6年生の音楽の発表。どの演奏も素晴らしかった!
6年生が、わらべ歌をあんなに透き通ったきれいな声で歌うなんて。
リコーダーのアンサンブルもさすが。合奏もちゃんと聴きあってたし、
最後の合唱はことばを理解して心から歌ってた!素晴らしかったです。
指導は友人のT先生。さすがです。
学校でがんばっている子どもたちの顔を少しでも見れたら嬉しいものです。