ピアノ先生ブログ
パパと連弾
今年も、何人かの生徒さんが連弾をされます。兄弟姉妹で連弾する子もあれば、ママと連弾する子もいます。
ところが、パパと連弾、はこれまでなかったんです。それが今年は二組の生徒さんがパパと連弾することになりました。
おひとりは1年生で発表会デビューのTちゃんです。Tちゃんはパパと競争で練習している、と言うので聞くと、お父様はピアノのご経験がないそうです。それがTちゃんが習い始めたのを機に、ご一緒に練習されているとか。今回の発表会も、ひとりで弾くのは不安なTちゃんのために共演してくださることになりました。なんて素晴らしい(^O^)出演が決まってから毎土曜日のレッスンにTちやんとご一緒に来られてレッスンを受けられました。本番が楽しみです。
もう一人は2年生でやはり発表会デビューのAちゃんです。Aちゃんのお父様は子どもの頃習っておられたそうですが実に20年ぶりとかで、お忙しいお仕事の合間に練習を重ねてくださいました。昨日、Aちゃんとご一緒にレッスンに来られ、ちょっとアドバイスさし上げるとすぐにクリアされ、いい感じでした。
なんといっても大きな手のパパさんが小さな手のお嬢さんを気遣いながら音を合わせられる光景は、実にほのぼのしてあったかい気持ちになります。私も幼い頃、音楽教室で習った曲を父が連弾してくれて、お客様が来られるとご披露していた懐かしい思い出があります。TちゃんやAちゃんにとっても、忘れられない思い出になることでしょう。
そして、今ピアノを習っている子どもたちも、きっと将来自分の息子や娘と連弾するパパ、ママになるでしょう。こうして幸せの連鎖が続いていってくれたら、なんて素晴らしいことでしょう。
楽譜絵本完成!
楽譜絵本がついに完成しました!「ピアノでうたう こどものうた」というタイトルです。子どもたちの音楽との幸せな出逢いを願って作った本です。これまで生徒さんのスケッチブックにひとりひとり手描きで描いてきたものをようやく本にまとめました。1年前から構想を練り、慣れないパソコン作業に苦労しましたが、としくらえみさんのパステル画が入って素敵な仕上がりです。たくさんの子どもの歌を教えてくださった池末みゆき先生の歌も入っています。
この本では楽譜が読めなくてもカンタンに、わらべうたなどのシンプルな歌を鍵盤で弾けるように工夫してありますので、小さな子どもさんのみならず、お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんが幼い子どもに弾き歌いしてあげられる内容になっています。ご出産のお祝いにもいいかと思います。
2016年6月4日の発表会でお披露目予定です。まずは「プレピアノクラス」のテキストとして秋から使用します。
一般販売は少しお待ちください。
発表会のテーマ
今年の発表会のテーマは「人の心に届くもの」です。
上手下手より、人の心に届く音楽を目指したいと思います。
人の心に届くものってどんなものでしょうか?
音楽は時に祈りであったりもします。
子どもたちと考えてみたいと思います。
発表会のプログラム、入稿
今年初めて、Photshopとイラストレーターを使って作ったプログラムを入稿しました!なかなかいい感じです。
いま、ラストスパートをかけてもらっています。生徒さんひとりひとりにドラマがあって、当日がとても楽しみです。私も「カッチーニのアヴェマリア」を演奏します。
今年のゲストは「奇跡の演奏」と言われる、ライアーの池末みゆき先生です。
生徒さんの関係者以外の方でも来ていただけますが、先生もお宅が被害に合われた熊本震災へのご寄付をお願いします。先生の演奏は15時半ごろからの予定です。
連休中の過ごし方
今年のゴールデンウィークは3連休が2回、お天気も良くてお出かけにぴったりの気候でしたね。私もゆっくりさせていただきました。
そんな中、あまり練習ができなくても仕方ないと思うのですが、中には連休こそ集中練習!とばかりたくさん練習してきた生徒さんが何人かおられました。
ふだんは学校や他の習い事で忙しいHちゃんは100回練習してきた、と自分で書いた表を見せてくれました!T君も80回とか。Sちゃんもふだんとは違う熱心さで難しい曲を全部弾けるようにしてきました!パパと連弾することになったAちゃんも、休みの時しか練習できないパパとよく練習してきた様子。
そうそう、今年はパパと連弾するお子さんがお二人、ママと連弾するお子さんもお二人いらっしゃいます。発表会が楽しみです(^。^)