3月3日レッスンの様子
2016-03-04
人に何かを教えていると、自分も新たな発見することがよくあります。自分が何気なくやっていることを人に伝えようとすると、まず言葉を選び、どうなっているか考え、といった作業が必要です。
昨日もそんなことがありました。6年生のT君にモーツァルトの「トルコ行進曲」のレッスンをしている時のことです。冒頭のモチーフがなんだか重いので、この部分の「あらすじ」を考えてみました。あらすじ、というのは文字通り、メロディの中心にある大事な音のことです。すると、イ短調の主和音(ラドミ)が浮かび上がってきたのです!これまで何気なく弾いてきたこの曲が、骨だけみるとラドミの音楽だったとは?!レッスンしながら自分で感激していました(笑)
これだからレッスンは面白いんです。
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