2015年新年のごあいさつ

2015-01-08

あけましておめでとうございます!!

元旦から珍しく熱を出して寝込んでいた私は、布団の中で今年の抱負をつらつらと考えていました。

私はご縁があって通ってきたくれている生徒さんたちが、音楽を通して自分をもっと好きになり、自信をつけて欲しいと心から願っています。そのための具体的な方法を日々、模索しています。

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さて、年末にふと閃いて、ピアノの中を見ながら弾けるように準備を整えました。透明のフロントカバーと、

その上に置ける譜面立てを購入したのです。これで生徒さんたちはピアノの音が鳴る仕組みを目で見ながら

音を出すことができます。 

ピアノは鍵盤を下げることによって内部のハンマーが弦を打ち、それが響いて音が出ます。ふだんはダンパーと言われる響き止めが各弦の上に乗っていて、鍵盤を下げ、ハンマーが上がると同時にダンパーも上がってその弦だけが響くのです。そして右のペダルを踏むと全てのダンパーが上がって全ての弦が共鳴し、豊かな響きが生まれます。

その昔、ピアノの原型といえるダルシマーやサントゥールなどの楽器は,箱に張った弦を木の棒で叩いて音を出すものでした。鍵盤と、素晴らしい仕掛けの発明がピアノを今日のようなフォームにしてきたのです。10本の指で弾くので和音~たくさんの音を一度に鳴らすことができるようになりました。そして、指先の繊細なタッチの違いがハンマーに伝わり、音色や音量を変えることができます。ピアノという楽器は猫が歩いても音は鳴りますが、弾く人が音をイメージしてから弾くことによって、多彩な色彩の美しい響きの音を出すことができる楽器です。

夢を叶えるにはまず、その「夢を具体的に思い描くこと」だと言われています。ピアノの音も、まず「こんな音で弾こう」とイメージすることが大前提なのです。先にその「思い」がないと、ピアノの音は無味乾燥な、機械的な音になってしまいます。

これからも、少しでも皆さんにピアノの素晴らしさを知っていただけるよう、工夫を重ねていきたいと思っています。

今年もどうぞ、よろしくお願いします^^

 



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