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【今年はピアノを弾いてみませんか】
大人の方も、今年はピアノを弾いてみませんか?
ピアノが弾けたら楽しい世界が広がります。
ひとりひとりの個性がキラリと光るレッスンをしています。
ピアノを教えて40年になります。私が育った昭和時代は努力と根性の時代でした。
けれども平成を経て令和となった現代、時代は大きく変わりました。AIの普及は暮らしを大きく変えました。もう、昭和の考えは通用しません。より便利で快適で速いものが求められるようになった感があります。
時代が変わって、変わることと変わらないことがあると思います。生活の便利さはコツコツ努力する氣を失わせたかもしれません。けれど今こそ、人間ならではの感性が大切になってくるのではないでしょうか。美しいものを美しいと感じる心、心地よいと感じる感覚を、ピアノという楽器を通して表現することは人間ならではの行為です。
[お豆奏法について]
「心地よく緩んで弾けば最高の音楽が現れる。」私が出逢った「お豆奏法」ではこんなふうに言われます。まずピアノという楽器の音の出る仕組みを知ることで余分な力みのない弾き方が分かり、ピアノ本来の自然な響きを奏でることができます。いたってシンプルな事です。指は鍛えなければならない、1日に何時間も練習しなくてはならない、といった昭和の考えとは全く違う奏法になります。心も体も緩んで心地よくいること。この奏法に出逢って私自身、以前よりずっとラクに演奏できるようになり、諦めていた難曲も楽しんで弾けて、自分でも驚いています。
[大人クラス]
大人の方も「お豆奏法」なら、最初から心地よく楽しんで弾くことができます。子どもの頃習っていて楽しめなかった方も、そうでない方も、新たな氣持ちで取り組んでみませんか?
自分と向き合うとっておきの時間になりますよ。
[使用楽器]
ヤマハのグランドピアノG3ですが、2025年春に生まれ変わります。弦はフランスのシュテファン・ポレロ社製。音域によって4種類の弦を使い分け、高音域はより透明に、中低音域はより柔らかくまろやかな響きに。ハンマーは米国のロンセン社製。昔ながらの手作業によりフェルトそのものの弾力が生かされた最高級のハンマーです。調律はより純正に近いヴェルクマイスター律。コンサートホールにもない素晴らしい楽器です。
新しい年の始まりです。新しいことにチャレンジして自分の可能性を広げてみませんか?
YouTubeライブ初体~お豆奏法のこと
「人前で話すのは苦手」と思い込んできた私ですが、今年2024年の目標は自分の可能性に挑戦すること。
先日思い切って「ママメディア」というお母さんたち向けのチャンネルで話をさせていただきました。
タイトルは「心の声に耳を澄ませて~今、この瞬間を楽しむ ピアノレッスンで気づいたこと」
子どもも大人も、自分の心の声は本当にやりたいことを知っているはず。外から無理やり押し付けるのではなく、本当の心の声を聴いてやれば、その人らしく輝くことができる。ピアノの練習も、やりたい氣持ちでやるときこそ、「今、ここ」の幸せは感じられます。
そんな話をさせていただきました。
そして去年(2023年)出逢った「お豆奏法」のこともお話しています。ピアニストの舘えりなさんが提唱されている方法で、「緩めば全てうまくいく」、「毎瞬、毎瞬の音を心地よく響かせる」といった奏法で、これならこれまで弾けないと思ってきた難曲も弾けてしまうのです。むしろ自分の弾くピアノの音色に癒されるような体験です。この奏法に出逢って学んでいくうちに、私自身ピアノがますます好きになり、弾くのも教えるのも楽しくて仕方ありません。
多くの方にこの奏法と出逢っていただき、心地よく緩んで感じる音楽の世界を体験してもらいたいと思います。
YouTubeチャンネルのご視聴はこちらから
『ムジカノーヴァ』2022年2月号発売
私が記事を書かせていただいた月刊誌『ムジカノーヴァ』、本日(1月20日)発売です。
子どもの頃、ピアノの先生のレッスン室に置いてあった『ムジカノーヴァ』。
高校生の時に子安美知子さんの記事を読んでシュタイナーに興味が湧いたのがきっかけで、今の私があります。
40年後に、その雑誌に記事を載せていただいているご縁
これまでに私を導いてくれた全てのご縁に感謝しかありません。
子どもたちが音楽と幸せな出逢いをしてくれるよう、ますます精進したいと思います。
今後ともご指導よろしくお願いします
『ムジカノーヴァ』に掲載されます
年の始めに「何時間やっても苦にならないことは」という質問に出会って考えてみたら、答えは 「ピアノのレッスン」でした。 好きなことを仕事にさせていただけているのは有難いことです。年々、子どもたちとレッスンするのが楽しくて大好きです。
そんな私の仕事が音楽之友社さんの目に留まり、今度ピアノの先生向けの月刊誌『ムジカノーヴァ』に記事を載せていただくことになりました。
タイトルは「シュタイナー教育からヒントを得た音楽導入のレッスン〜生きる根っこを育てる音楽教育」
子どもたちと創ってきた導入期のグループレッスンについて、まとめる機会をいただきました。
わらべうたや池末 みゆき先生に教わった季節のライゲン、 オーストリア出身の音楽家、バーバラ・スヴェティーナさんのThe Music Trainもご紹介しています。 1人でも多くの子どもたちが音楽と幸せな出逢いをして欲しい。 1人ひとりの心の中に音楽の火が灯れば、きっと世界は平和になるはず。
よかったらお手に取ってご覧ください。
2022年1月20日発売
#ムジカノーヴァ
#音楽之友社
#シュタイナー教育
#The Music Train
#2022年2月号
https://www.ongakunotomo.co.jp/magazine/musicanova/
ミュージック・トレイン出発進行!
先日ご縁のあった教材「The Music Train」がウィ―ンから届きました。
音楽の仕組みを学ぶのに、これ以上楽しい教材を私は知りません。私もこれまでいろいろ手作りの教材を作ってきましたが、ウィーン生まれの音楽家バーバラさんの長年の研究の末に生まれたこの「音楽列車」には子どもたちの心を掴む工夫がちりばめられています。
今週の始めからいろんな年齢の子どもたちとこれで「遊んで」いますが、どの子どもたちも楽しんでくれています。日本ではたぶん私が初めてのユーザーになります。
この教材を使えば音楽の仕組みを楽しく学び、また自分で音楽を作ることが簡単にできます。コロナが明けたらぜひ、グループレッスンで使ってみたいといろいろ想像を膨らませています。
子どもたちが音楽と幸せな出逢いをして欲しい
と願う私のポリシーにぴったりの教材です。
出逢いに感謝し、ますます楽しいレッスンを創っていきたいと思います。
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