魔法の質問

2013-11-18

 最近読んだ本で「子どもが”やる気”になる質問」というのがあります。マツダミヒロさんという自称「質問家」さんの本で、子どもを叱る前によく考えられた「質問」をすると子どもとの関係が全く変わる、という内容です。
 具体的な例が挙げてあって、例えば「今日楽しかったことは何があった?」・・「何か」ではなく「何が」と聞くことで、楽しいことを探すクセがついてくるそうです。また、「なんのために勉強するの?」といった問いかけは、主体的に勉強する意味、価値をみつける練習になるのだそうです。
 今、レッスンではこれらの質問をヒントに、子どもたちが主体的にピアノと関わっていけるような問いかけをしています。レッスンに来て先生に「何か教えてもらう」という人任せな気持ちでなく、「今日はここを上手くなって帰ろう」みたいな主体的な生徒さんに育つといいな。だから「このレッスンが終わったらどうなっていたい?」というような質問をすることもあります。「カウンセリングレッスン」という方法にも通じるやり方です。この話はまたおいおい書いていこうと思います。
 せっかく習いに来てくれる子どもたちと少しでもいい時間を過ごしたいと模索する日々です。



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