さなぎが蝶になるとき

2015-06-03

最近聞いた話です。

ある男の子が虫かごにさなぎを飼っていました。蝶になるのを楽しみに、毎日観察していました。ある日、とうとうさなぎが割れて、蝶の姿がのぞき始めました。ところが見ていてもなかなか蝶は出てきません。さなぎの切れ目が小さすぎて、なかなか出てこれないようです。

男の子はかわいそうになって、さなぎにハサミを入れ、穴を大きくしてあげました。蝶はラクに出てこれた~ように見えました。ところが蝶はなかなか飛べず、弱々しい蝶になってしまったそうです。

私たち大人はつい、子どもたちの力を信用できずに、先にハサミを入れてあげようとしてしまいます。けれど、子どもが自分の力でさなぎから出ようとするのをだまって見守ることで、子どもは本来の力を発揮して自分で羽ばたけるのかもしれません。大変そうに見えて、思わず手助けしたくなっても、この話を思い出して見守れる大人になりたいものです。



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