2017年7月のお便りから

2017-06-18

 

南アフリカに1年に1度だけ、広大な花畑が

現れる土地があるそうです。それはそれは見事な大自然が作る花畑で、「神々の花園」と呼ばれているそうです。 その幻の花畑に魅せられて写真を撮り続けている写真家、澤野新一朗さんがこんな詩を書いておられます。

 

花たちは

だれかにみてもらおうなんて

肩をはらない

花たちは

だれよりも美しく咲こうなんて

争わない

花たちは

お天道さまに向かって

静かに微笑んでいる

 

山田詩乃著

『南アフリカ 神様の花園へ ~魂のふるさとを訪ねる旅~』より

発表会に出る子どもたちも、それぞれ特別な

個性を持った花たちです。だれかにほめてもらおうとか、だれかより上手に弾こうとか思わずに、ただただ舞台の上で音楽の神さまに身を

ゆだね、音楽を楽しんでくれたらと願います。

 

毎年、舞台の上には本番の魔法がかかります。

今年もどんな奇跡が起こるか、楽しみです。



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