6月, 2017年
2017年7月のお便りから
南アフリカに1年に1度だけ、広大な花畑が
現れる土地があるそうです。それはそれは見事な大自然が作る花畑で、「神々の花園」と呼ばれているそうです。 その幻の花畑に魅せられて写真を撮り続けている写真家、澤野新一朗さんがこんな詩を書いておられます。
花たちは
だれかにみてもらおうなんて
肩をはらない
花たちは
だれよりも美しく咲こうなんて
争わない
花たちは
お天道さまに向かって
静かに微笑んでいる
山田詩乃著
『南アフリカ 神様の花園へ ~魂のふるさとを訪ねる旅~』より
発表会に出る子どもたちも、それぞれ特別な
個性を持った花たちです。だれかにほめてもらおうとか、だれかより上手に弾こうとか思わずに、ただただ舞台の上で音楽の神さまに身を
ゆだね、音楽を楽しんでくれたらと願います。
毎年、舞台の上には本番の魔法がかかります。
今年もどんな奇跡が起こるか、楽しみです。
2017年発表会のお知らせ
今年の発表会は7月2日(日)です。いよいよ2週間前になりました。
発表会は日頃の練習の成果をお客様に聴いていただく年に1度の舞台です。
今年から入会されたお友だちも何人か、発表会デビューされます。
みんな一生けんめい練習中です。
あと一息、お家の方の応援をよろしくお願いします。
まだ出られない「こびとのへや」のお子さんもどうぞ聴きにいらしてください。そしていつか
発表会に出てくださいね^^
今年のゲストは「池田ジュニア合唱団」の皆さんです。小学生から中学生の子どもたち30人が私たちの発表会に素敵な歌声を届けに来てくれます。「こころを歌声にのせてとどけよう」
「からだいっぱいに歌う楽しさを表現しよう」をモットーに池田市で活動されています。
指導されているのは、しぶやかよこ先生。私の友人でもあり、私は以前ピアノ伴奏を勤めさせていただいていました。
同年代の子どもたちが生き生きと歌う様子はきっとピアノの生徒さんたちにもいい刺激になるでしょう。音楽の基本はやはり「うた」です。どうぞお楽しみに。
赤ちゃんのように
赤ちゃんってすごいなぁと思います。
両手両足を広げて世界の全てを受け入れている赤ちゃん。全てが素晴らしいのですが、特に
歩き始めの赤ちゃんって素晴らしいですよね。
彼らは一瞬たりとも
「失敗したらどうしよう?」とか
「ぼくは歩けないんじゃないか」とか
考えていません。自分がいつか歩けるようになることを信じきっています。そして何度こけてもこけても笑顔で立ち上がり、またチャレンジするのです。
大人はもちろん、既に赤ちゃんではない子どもたちもこんなことはすっかり忘れています。
そしてちょっとできないとイライラしたり不安になったり。そんな時は歩く練習をしている
赤ちゃんのことを思い出してみましょう。
そして「わたしはいつか必ず弾けるんだ」と
信じて練習しましょう。こけても笑顔で^^