2月, 2016年
人の心に届くもの
天からの恵み 受けてこの星に
生まれたるわが子 祈りこめ育て
「こもりうたの会」で一番人気のある『童神(わらびがみ)』という歌の冒頭です。私もこの歌が大好きで、必ず歌っています。
先日、素敵な女性と出逢いました。佐藤加代子さんといわれて、学校の家庭科の先生をされながら2人の息子さんを育て上げられた方です。その佐藤さんが「この歌、大好きなんです!」と言って歌ってくださった『童神』は本当に心に沁み入る歌声で、聴いていた多くの人が涙を流しておられました。 佐藤さんは音楽がご専門というわけではなく、おそらく歌を正式に習われたこともないのかもしれません。でも、そこには確かに人の心に届く歌がありました。そこで私ははっとしました。魂を込められたものは人に届くのです。上手下手ではなく、人の心に届くものこそが音楽の命なのです。 私はピアノを習われている生徒さんたちにもこのことをお伝えしたいと強く思いました。
その佐藤さんが今度、うちの「こもりうたの会」に来てくださいます。4月頃の予定です。
どうぞお楽しみに。
2月18日レッスンの様子
先週がお休みだったので2週間ぶりのレッスン。みんなよく練習してきていて感心でした。
先日からみんなに練習してもらっている音符カード。ただカードが速く並べられるだけでは実際の譜読みができたことにはなりませんが、ずいぶん助けになると思います。ぜひ取り組んでみてください。
少しずつ、発表会の曲が決まっていきます。ひとりひとりがピンとくる曲に出逢えるように、私も勘を磨きます。
2月17日レッスンの様子
毎回お家の方にレッスンの様子をメールするようになって2か月。じわじわと効果を感じています。その日のうちにメールするようにしているのですが、レッスン室での様子にお家の方が答えてくださり、お母様たちとの連帯が強まってきました。お家とレッスン室では見せる顔が違うということもあるでしょう。これからもこの試みは続けて行きたいと思っています。
まず、よく練習してくる子が増えました!全ての生徒さんではないのですが、多くの生徒さんが前よりポイントを押さえた練習をしてこられるようになりました。しかも、やる気満々のお子さんが増えてきました!発表会の曲選びも、最初からお母様方のご意見もお聞きでき、順調です。他にもいろいろありますが、いいことずくめです。もっと早く始めればよかったと思っています。
そんなことを感じた今日のレッスンでした。
2月16日レッスンの様子
先月から3年生以上の子に渡している音符カード。鍵盤の上に並べるサイズなので重宝です。何の音かわかっても、場所も分かっていないと困ります。このカードはその点、優れものです。先日渡したAちゃんはお家で特訓してきた、と言ってさっさと並べてくれてびっくりしました。分かっていると思って渡さなかったKちゃんは、場所がイマイチ分かっていなかったのでカードをお渡ししました。同じく分かっていると思って渡していないN君、タイムが目標の1分に近づいてきました。いい調子です^ ^
6年生のS君、今日は見事に小学校最後の記録の曲を録画できました。いい記念になるでしょう^ ^
2月15日 レッスンへの想い
11日の建国記念日からお休みをいただいて、和歌山と高野山に行っておりました。あるリトリートに参加するためです。私はピアノの先生の勉強会にも参加しますが、それだけではなく、人生を豊かにするヒントを求めてピンと来たものには参加することにしています。今回も予想以上の学びがあり、早速レッスンに生かしていくつもりです。今回学んだのは、日常をていねいに暮らす、言葉もていねいに話す、ということです。1語1語を大切に、言葉に魂を乗せて話す、というのはピアノを弾く時にも通じると思います。1つ1つの音に魂を乗せてピアノを弾く。それしかない、という気がしています。私はぜひ、レッスンでこのことを子どもたちにも伝えようと思います。
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