ピアノ先生ブログ

静原 声のワーク(1)

2013-09-27

レッスンをお休みさせてもらった秋の一日、京都は静原のカフェ・ミレットへ。声のワークショップに参加してきました。

午前中は映画「地球交響曲」や長野オリンピックなどで歌っておられる歌手、スーザン・オズボーンさんのワークでした。

スーザンさんは茶目っ気たっぷりの朗らかな方で、楽しいお話にお腹をかかえて大笑いしたりしながら声を出しました。

始め、息を深く吸ったり吐いたりしながらだんだん声を出していきます。「生きる」ことはイコール「歌うこと」、というお話。

歌うということは特別なことではなく、日々の体験を消化するためにひとりひとりの人間に与えられたギフトだということでした。一部の「上手い」人たちだけのものではないんだと。喜びや悲しみ、などの感情の波を感じて、その上に声で波乗りをするのだと。

そう言って彼女は魂の叫びのように歌ってくれました。

これまでの人生のいろんな体験があるから、声に深みや表情が出るのだと。

彼女の導きで参加者ひとりひとりが自分の好きな声を出していくと、会場が暖かい温泉のようになり、なんとも心地良い不思議な音空間が生まれました。回を重ねるごとにバラバラだった響きが調和し、力強いハーモニーとなっていき、人間の声、いえ人間の素晴らしさを感じました。

ランチの前に、私の恩師、池末みゆき先生のライアー演奏のサプライズがあり、心和むひとときでした。


かこ さとしさんのお話

2013-09-20

「からすのパンやさん」で有名な絵本作家、かこ さとしさんが、40年ぶりに続編を出されたそうです。4羽の子どもたちがそれぞれ、やおや、てんぷらや、おかしや、そばや、を出すという設定で一気に4冊。まだ見ていませんが、楽しみです。

さて、先日の新聞に、かこさんのインタビュー記事がありました。前にネットでもインタビューされている画像を拝見したことがあり、子どもたちのことを「子どもさん」と丁寧語で呼んでおられたのが印象的でした。子どもに関わる者として学ぶところが大きい方だと思いました。

今回の新聞記事で、ぜひご紹介したいところは以下のところです。

・・・最近の親御さんは、子どものことをすべてきっちり見て教育しないと賢い子に育たない、と思っているように感じます。でも、そうではないんですよ。どんなにすばらしい学校、先生でも、本人に気構えがないと意味がない。

要はやる気。では、やる気はどうやって育てるか。親が自分のことをしっかりすることです。子どもは親の背中を見て育つ。お父さん、お母さん。毎日を精いっぱい、生きてください。(2013年9月18日付け 朝日新聞より)

 


大人のピアノ

2013-09-16

6月に、私の子育て仲間で以前お嬢さんがピアノを習いに来られていたYさんが、ピアノを始めたいと言ってレッスンに来られるようになりました。そして昨日、そのYさんと共通の友人のAさんから連絡があり、やはりピアノを始めたいと言って10月から来られることになりました。お二人ともピアノを習うのは全く初めてだとか。そしてお嬢さんの弾かなくなったピアノがおうちに眠っていました。

私はとっても嬉しいこんなふうにして子育てを終えた友人たちがピアノを弾きたいと言って来られることが。そして眠っていたピアノがまた息を吹き返すことが。

彼女らも言っておられたように、ピアノは両手の10本の指で違う動きをするので、なかなかいい脳トレになり、ぼけ防止にはぴったりなんです。心豊かに人生の後半を生きるお手伝いが、ピアノにはできるんです!!

大人のピアノ、始めてみませんか?


9月のこびとのへや

2013-09-02

幼い子どもたちのいる時期って大変ですね。
私もこの夏、周りの子育て中のご家族を見て、
20年前を思い出していました。
さて、少し涼しくなってきました。
秋のおうたをご一緒に・・・

♪♪♪♪♪♪♪♪

9月の予定

♪月曜日Aクラス;9月 9日・30日 15:15~

♪月曜日Bクラス;9月9日・30日 16:00~

new♪火曜日クラス; 9月17日   14:30~

                                 24日 15:00~

  ♪小学2年生クラス;9月5日・12日・19日 16:45~

 ♪土曜日クラス;  9月  7日・21日 10:00~

※ 曜日の振り替えのご希望がありましたら、
お早めにご連絡ください。


阿蘇ライアー合宿(4)

2013-08-27

 シェアリングタイムの最後には、サプライズが用意されていました。ハワイ在住の舞踏家、那須シズノさんが飛び入りで舞を披露してくださったのです。しかもオイリュトミストの宇佐美先生とコラボで、即興で舞われたのです。まず宇佐美先生が即興でピアノを奏でられ、お互いに聴き合いながら音楽と踊りが生まれていく瞬間瞬間は息をのむほどでした。その後、池末先生のライアーの即興でお二人が舞われました。ジャンルの違う踊りながら、全く違和感も感じず、胸がドキドキして血が熱くなるような体験でした!
  
 これまでの勉強の合宿と違い、最初から子どもや初心者の方々と一緒に創り上げていった今回の合宿には、終始暖かいものが流れていました。皆で心を合わせて楽器を響かせていくという体験は忘れられないものです。音楽の喜びをあらためて感じた3日間でした!


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