ピアノ先生ブログ
3月のこびとのへや
こびとのへや3月の予定
♪ 月曜日クラス 3月 3日・15:15~
17日・15:15~
♪ 火曜日クラス: 3 月 4日・15:00~
18日・15:00~
♪ 土曜日クラス; 3月 1日・10:45~
15日・10:45~
※ 曜日の振り替えのご希望がありましたら、
お早めにご連絡ください。
弦楽アンサンブルの悦び
今日は2回目の弦楽アンサンブル。入団申込書を書いてきました。
前回は楽譜をもらって初見で弾いただけだったけれど、
今回はちょっと練習して行ったので楽しかった^^
まだまだ長年のブランクは埋められないけれど、
弦のアンサンブルの中で内声を弾くのは何ともいえず快感。
アンサンブルって、特にヴィオラはそんなに速い動きもなくて、
単純に4分音符や8分音符の刻みを弾いているだけでも、
全体のハーモニーの一部になっているのがたまらなく楽しい。
イギリスの現代の作曲家、ウォーロックのカプリオルという曲、
めちゃくちゃかっこいい!2曲目のパヴァーヌを弾きながら、
このままあの世に行けたら幸せ~くらいに感激
これはハマったわ。
習い始めの感動
幼稚園の時から去年の秋まで「こびとのへや」に通ってきてくれていた
2年生のSちゃんが、最近やっと中古のピアノが手に入ったということで
先週からピアノを習いに来てくれるようになりました。
今日は2回目のレッスン。先週教えた曲を2曲とも両手で弾いてきてびっくり!!
聞けば「ピアノが好きで好きで~」という返事。
指番号を覚えるために作った、いろんな順番で1から5の数字を並べたカードが
あります。これも、まず机の上でいいからやってみて、と言っておいたのを
さっそく鍵盤のドレミファソの位置で弾いてきて、それをいちいち「きれいな音!」
と感激しているのです。
ああ、なんて純粋な心!私の方が感動してしまいました。
そう、私もピアノを習い始めたころ、どんどん弾けるのが嬉しかったなあ、と
幼いころの記憶が蘇ります。
初心に帰る大切さを、今日は学ばせてもらいました。
Sちゃん、ありがとう
始まりのあいさつ
1・2年生の始まりのあいさつは羊毛を丸めて作ったボールで。
側はうちの子のベビー服で作った。
もう20年くらい使っているので
始めはピンクだったのがすっかり色あせている。
でも手触りはやっぱり優しいので子どもたちはみんな大好き。
ほおをスリスリする子もいる。
「○○ちゃん、こんにちは!」と節をつけて歌いながらこのボールを放り、
同じ高さの音で「せんせ、こんにちは!」と歌いながら返してもらう。
次は少し離れて、少し高い音で「○○ちゃん、こんにちは!」「せんせ、こんにちは!」
もう少し離れて、もう少し高い音で「○○ちゃん、こんにちは!」「せんせ、こんにちは!」
そして最後にもっと離れて、もっと高い音で「○○ちゃん、こんにちは!」「せんせ、こんにちは!」
主な目的は私と同じ高さの音をまねて歌うこと。それから、
これくらいの年齢の子どもは音の高さを距離で認識するから、
だんだん離れていくこのやり方をしている。
このあいさつは2年生までだよ、というと
今度3年生になる子が「ずっとこれがいい~!」と言った。
直感
私のレッスンは直感型です。生徒さんの前にいると直感的に閃きがきます。
ほとんどの場合、頭で考える前に口から言葉が出てきます。
話しながら自分でもびっくりすることもしばしです。
いつもではないけれど、閃きが来る時は、その生徒さんに何を言えばいいのか、分かるんです。
これまで数々の講習会やセミナーに参加し、音楽教育について学んできました。
自分で言うのもなんですが、勉強家だと思います。
それらの知識をインプットした上で、
でも私を通ってアウトプットするものは、直感的なんです。
いくら知識があっても、ひとりひとり個性の違う生徒さんに向き合えば、
ひとりひとり違ったアプローチが必要なのは当然です。
だから私は「○○メソッド」なるものは使っていません。
ひとりひとりに合わせた、個別メソッドです。
その直観を磨く為に効果を実感できたのが、最近出会ったのが「へそ道」です。
余りの深い感動に言葉もなかった映画「1/4の奇跡」を作った
映画監督、入江富美子さんが始められた「へそ道」は、
誰でも自分の「もと」と繋がることで幸せな道を歩いていける、
ということを体験するワークです。
先日の土日、和歌山の「このの温泉」というところで、
素晴らしいお湯に浸かりながら、
そのワークショップを受けてきました。
それ以来、レッスンがますます楽しくて仕方ありません。
またおいおいお話していきますね。